反応しない練習 草薙龍瞬 著

掲題の本を読んで印象に残ったことをメモ

 

心の状態を確認する

  1. ココロを言葉で確認する
    言葉にする(ラベリング)ことで客観的に自分の心の状態を確認する。
    怒りなどの「反応」から抜け出すことができる
    正しい理解をしていれば「反応」はない。ただ見つめているだけ
  2. カラダの感覚を意識する
    心をリフレッシュする効果がある
    瞑想しながら感覚を意識する
  3. アタマの中を分類する
    1. 貧欲:求めすぎる心
    2. 怒り:不満や不快を感じる状況
    3. 妄想:つい余計なことを考えてしまうこと

妄想をリセットする

  • 「今、妄想している」とラベリングをする
  • カラダに感覚を向けることで妄想との違いを意識する

判断することに気をつける

  • 判断すること自体は自慰行為
  • なぜなら判断することで「認められた」気分になる
  • 自分の考え・判断が絶対正しいわけではない。相手と考えている前提(立場や経験や脳)が違うのだもの。

執着を手放す

  1. 人は三つの執着によって苦しむ。
    1.求めるものを得たいという執着(だが叶わない)
  2. 2.手にしたものがいつまでも続くようにという執着(やがて失われる)
  3. 3.苦痛となっている物事を無くしたいという執着(だが思い通りには無くならない)である
  4. では、これらの苦しみがやむとは、どういう状態なのだろうか。それは、苦しい現実そのものではなく、苦しみの原因である”執着”が完全に止んだ状態なのだ。
  5. -サルナートでの五比丘への開示 サンユッタ・ニカーヤ-

間違った自信は不要

  • 過去の成功を元に「自信がついた」と言っても、その自信は次の状況には通用しない
  • 自信を欲しがるのは「自分はできる」という妄想を得たいから
  • 自信を欲しがるのは「不安を消したい」から

本来の自信:こう動けば成果が出る、という見通し

  1. やってみる
  2. 体験を積む
  3. ある程度の成果を出せるようになる
  4. 周囲が認めてくれるようになる
  5. こう動けばある程度成果が出せるな、と見通しが立つ

相手の感情に反応しない

 もし罵るものに罵りを、怒る者に怒りを、言い争う者に言い争いを返したならば、その人は相手からの食事を受け取り、同じものを食べたことになる。
私はあなたが差し出すものを受け取らない。あなたの言葉は、あなただけのものになる。そのまま持って帰るがよい
-罵倒するバラモンとの対話 -サンユッタ・ニカーヤ-

過去を忘れる

  • 過去を引きずるというのは「記憶に反応している」
  • 過去の記憶に反応して新しい怒りを生み出している
  • 同じ相手でも会うたび常に新しい人

比較は不合理な思考

  1. 比較という心の動きはそもそも実存しないため手応え(実感)がない
  2. 比較したところで自分の状況が変わるわけではない。なので常に不安。
  3. 安心するには比較対象よりも有利な立場に立つ必要。無理。だから常に不満。

比較するのではなく自分の足元をみる。成果をあげている人と同じ方法で同じ成果をあげようということ自体が「妄想」である。

慈・悲・喜・捨を大切にする

  • 人はそれぞれ「現実」を精一杯生きているという理解に立つ
  • 貢献する、お役に立つことが慈・悲・喜の土台であり動機になる

“五つの妨げ”に気をつける

うまく行かないときや挫折するときはだいたいこれが原因。
正しい努力から五つの妨げを引いた「残り」が人生であることを自覚せよ。

  1. 快楽に流される心
  2. 怒り
  3. やる気の出ない心
    休んでもやる気が出ないのは、そもそも「動機がない」か仕事に「快」がない。
  4. そわそわと落ち着かない心
    スマホやネットなどテキトーな反応に慣れているのが原因かも。
    手を出さない、外を歩く、瞑想で対策を。
  5. 疑い

対策

  1. 反応に逃げない
    テレビやスマホなど「小さな反応:漏れ」を積み重ねない
    逃げそうになったら瞑想などで体の感覚を意識する。
  2. 快を見つける
    仕事や勉強などやるべきことを積極に楽しむ。

正しい生き方とは

  1. 正見:反応せずに正しく理解することい
  2. 清浄行:心をきれいに、悪い反応を浄化する
  3. 慈悲喜捨の心で人々・生命の幸せを願うこと

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